国境の街から A small report from Cox's Bazar

バングラデシュとミャンマーとの国境の街・コックスバザールから、日々の出来事や感じたことをお届けします。

Cox's Bazar(コックスバザール)という街 #1

Eid Mubarak(イードムバラク)!

5月5日から始まったラマダンが6月4日に明けて、6月5日から7日までイード休暇に入りました。このイードをお祝いする言葉が「Eid Mubarak(イードムバラクイードおめでとう)」。イードについては、またの機会に譲るとして、

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上空から見たコックスバザール郊外

今日は、私の住む街・コックスバザールについて紹介します。バングラデシュのガイドブックには必ず出てくる観光地。何と言っても、世界一長~い砂浜(全長約120kmの海岸線)がご自慢。

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砂浜には有料のビーチパラソルも

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水遊びする人たち

といった感じで「海」の印象が強いこの街。リゾートホテルが立ち並ぶ海岸地区にあるロータリーにも、こんなオブジェが。

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ロータリーを泳ぐサメ

しかーし、私の職場と宿舎は海から2km以上も離れており、海が見えるどころか、潮のかおりも海鳴りの音もしません、、、浜辺で毎朝ジョギング(体力づくり)♪ の妄想も一瞬で消えました。

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メインロード

ご近所はこんな感じ。バングラデシュの地方ではどこでもお目にかかれる典型的な光景です。写真の乗り物は通称CNG(シーエヌジー)。圧縮天然ガスで動くタクシーのようなもの。この他、4WD、マイクロバス、バイク、リキシャ(人力)、自転車、徒歩、牛、犬、、、といろんなものが、それぞれの速度で行きかいます。大きい道路では交通整理の人がいたりしますが、基本信号はないのでお互いが譲り合う、、、というよりは主張しあう感じで。まあ、混沌としながらも物事が進んでいくこの国のお国柄を表しているかもしれません。