国境の街から A small report from Cox's Bazar

バングラデシュとミャンマーとの国境の街・コックスバザールから、日々の出来事や感じたことをお届けします。

彼女のこだわり

こんにちは、mariko_bangla2019です。

先週末は参議院議員選挙でしたね。私も初めての在外投票を!と思ったのですが、在外選挙人名簿の登録手続きと投票のために2回、首都ダッカにある日本大使館に行かなければならず、断念しました。日本で海外への転出届を出す際に手続きをすれば、ダッカ行きは投票の1回だけで済んだのですが。

ところで、「頼れる彼女」といえば、、、

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バングラデシュの首相シェイク・ハシナ氏ではなく、、、

 

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われらがシルピさんです!

シルピさんは、職場のお手伝いさん。毎朝1時間、事務所をきれいにしてくれます。

私はベンガル語が話せない、そしてシルピさんは英語も日本語も話せない。となると、必然と身振り手振りでのコミュニケーションが中心となります。

ある日彼女が、もともとあったホウキ(写真・右)をもってきて、ベンガル語で何かを訴えてきました。どうやら、このホウキだと掃きづらいようです。現地スタッフを介して、彼女が掃除しやすいホウキを買いました。で、左のホウキをお渡ししたらこの笑顔。

シルピさん、これ以外にもこだわりが。

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入口には、、、

掃除後は、必ず靴をこのように並べてくれます。

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Before & After

写真・上のように洗面台まわりを使っているのですが、シルピさんが掃除してくれた後は写真・下のようになっています。ボトルなどが背の高い順番に並べられていて、彼女なりのこだわりを感じさせます。でも、すぐに私が崩してしまうのですが。

何かあると、こちらがベンガル語を理解できないことなどおかまいなしに話しかけてくれるシルピさん。ノモシュカール(非イスラム教徒のあいさつ)やドンノバット(ベンガル語で「ありがとう」)以外の言葉でもコミュニケーションできるように、ベンガル語、こつこつ勉強しないと、ですね。