国境の街から A small report from Cox's Bazar

バングラデシュとミャンマーとの国境の街・コックスバザールから、日々の出来事や感じたことをお届けします。

独立記念日

こんにちは、mariko_bangla2019です。

今日のGoogleのトップ画像は、蓮の花(スイレン)。バングラの国花です。

f:id:mariko_bangla2019:20200326131859j:plain

日本でスイレンというと、白い花を思い浮かべる方も多いと思いますが、ここで良く見かけるのはちょっと濃いめのピンクの花。

f:id:mariko_bangla2019:20200326131922j:plain

レストランに飾られてました

スイレンスイレンスイレン属の水生の多年草の総称で、熱帯から温帯にかけて分布しています。また、スイレン属の野生種は世界に50種ほどあるそうですが、日本にはヒツジグサ1種のみ分布するのだとか。だから、蓮の花=白のイメージしかないのかもしれませんね。

Googleのトップ画像の話に戻ります。そこをクリックすると、画像にまつわるサイトに飛びますが、今日は「バングラデシュ独立記念日」がフィーチャーされています。

f:id:mariko_bangla2019:20200326132142j:plain

独立記念塔の下にも「スイレン

1971年3月26日、先日100歳のお誕生日を迎えたムジブル・ラフマン氏が、パキスタンからの分離独立を宣言。ここから、独立戦争がはじまり、12月16日に正式な独立が勝ち取られました(この日は「戦勝記念日」として祝日、国旗がよく売れる日です)。

f:id:mariko_bangla2019:20200326132203j:plain

残念ながら100周年に引続き、独立記念日の大きな行事も新型コロナウィルスの影響ですべて中止になってしまいましたが、この1年は「100周年イヤー」ということでムジブル・ラフマン氏の功績をたたえるべく、彼の肖像がいろんなところで飾られてます。

f:id:mariko_bangla2019:20200326132220j:plain

ダッカ空港近くには巨大な写真も

植民地になった経験のない日本に生まれ育った私にとって、「独立記念日」の価値は想像するしかないのですが、来年(2021年)は独立50周年のメモリアルイヤーなので、今年の分も含めて、盛大にお祝いできることを願うばかりです。