国境の街から A small report from Cox's Bazar

バングラデシュとミャンマーとの国境の街・コックスバザールから、日々の出来事や感じたことをお届けします。

ベンガル人は米と魚でできている#2

こんにちは、mariko_bangla2019です。

日本も南の方では既に田植えが始まっていますが、バングラでは乾季に植えた稲の収穫が行われています(バングラ二毛作のところが多い)。

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コックス郊外の田んぼ

バングラにおける一人あたりのお米の消費量は世界でもトップクラスですが、「白米にカレー」という取り合わせだけでなく、炊き込みご飯のようにしてお米をいただくこともあります、

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チキンブリヤニ

バングラの人たちは自己紹介をする際、好きな食べ物を聞かれたりしますが、なかでもこの「ブリヤニ(ビリヤニ)」を好物としてあげる人が多いです。

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トンブリヤニ

これはコックス市内にある、ちょっとおしゃれなインド料理屋さんで注文したもの。奥の小鍋で一人前なのですが、二人で分けてちょうど良いくらいのボリュームでした。

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ラマダン(断食)中にいただく軽食

名前を控え忘れてしまったのですが、これは、昨年のラマダンの時にスタッフの家にお邪魔していただいたもの。日没後に最初に口にするものの一つだそうで、日本でいう「ポン菓子」のようなものに野菜や香辛料をまぜたもの。食事ではなく、スナックの扱いのようです(この後、本格的な食事をとる)。

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果たして何人前なんでしょう?

いろんな形で主食としての「お米」を楽しんでいる国民性は、バングラも日本も共通していますね。ただ、日本ではパンや麺などお米以外の選択肢も多いですし、夜は炭水化物をとらない、なんて人も増えていて、だんだんと一人当たりのお米の消費量は減少傾向にあるようです。

年間1人当たりの米の消費量をおしえてください。:農林水産省

一方、上のごはんの炊き方を見ている限り、バングラの「お米文化」は安泰だなあと思わずにはいられませんでした。