国境の街から A small report from Cox's Bazar

バングラデシュとミャンマーとの国境の街・コックスバザールから、日々の出来事や感じたことをお届けします。

肉といえば、、、?#2

こんにちは、mariko_bangla2019です。

ときどき、メインストリートのとある場所に牛が繋がれているのを見かけます。

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この時は2頭の牛

実はこの子たち、翌朝にはある運命が待ち受けています。

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天国へと旅立たれていきました

季節によって若干ことなるようですが、朝5時くらいからこの店の軒先で解体されるようです。牛はイスラムの教えに則った方法で「と殺」され、その証拠に「ハラール認証」のハンコが肉そのものに押されます。

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1時間ほどで解体ショー?は終わり、朝早くから新鮮なお肉を求めて小売りの人たちが集まってきました。お肉を運ぶのもトムトムオート三輪自動車)を使うみたいです。

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こちらは、以前に紹介した野菜と魚の市場の入口。朝早い時間には、このように解体したての牛肉が店の軒先に吊るされています。お客さんが「●グラム」「●キロ」と頼むと、お店の人がその場で切り分けてくれます。

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同じお店の夕方の様子

毎日のように道端に牛がのんびり歩いているのを見ているせいか、あの子たちがこうなってしまうのか、と思うとなかなか牛肉を買う気にはなれないのですが、1日もしないうちに、軒先に吊るされた牛の大きな足・もも部分はきれいに売れました。お兄さんも「もうとれる肉がないなあ、、、」と思っている感じ。

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ダッカではベーコンが手に入ります!

肉がなくても生きてはいけますが、味気ない感じがします。餃子、肉じゃが、生姜焼き、ハンバーグ、、、やはりメインのおかずにお肉は欠かせないし、大切なエネルギー源ですね。