国境の街から A small report from Cox's Bazar

バングラデシュとミャンマーとの国境の街・コックスバザールから、日々の出来事や感じたことをお届けします。

玉ねぎは野菜にあらず?

こんにちは、mariko_bangla2019です。

日本は「食欲の秋」もそろそろ終盤ですね。こちらの八百屋では残念ながら秋の味覚のひとつ、キノコは無さそうなので、日本から持参した乾燥キノコを楽しんでます。

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行きつけ八百屋の品ぞろえ

そして八百屋では、「私が一番好きな野菜」もなかなかお目にかかれません。

それは、何かと言いますと、、、

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玉ねぎです!(って、タイトルに出てましたね)

バングラの玉ねぎは紫玉ねぎが主流。手前のような「小さい玉ねぎ」しか置いていないお店も多く、奥の普通サイズの玉ねぎに会うと買いだめてしてしまいます、、、

これらの玉ねぎ、どこでお目にかかれるかと申しますと、

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乾物屋さんです

このお店の品ぞろえはお米がメインですが、にんにく、しょうが、玉ねぎ、じゃがいも、卵、各種スパイス、油など料理に欠かせないものを扱ってます。

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お店の少年とは顔なじみ。私がそろりとお店に近づくと、お米をさして「これ?」、「ナ(No)」というと、すかさず玉ねぎをつまみ「これはどう?」と聞いてくれます。

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ところが、先日は彼のおじいさん?らしき人物が登場。小玉ねぎを0.5kg(おなじみ、ハーフケージー)お願いしたところ、「40タカ(約54円)」とのこと。

それを聞いた、いつもの少年。「違う!70タカ(約95円)です!」とすかさず訂正。確かに新聞に ”玉ねぎは不作で例年の3倍に高騰” といったニュースがでてました。きっと少年の言い値は正しいだろうと判断し、70タカをお支払い。

すると、バツが悪かったのか、帰り際におじいさんから声をかけられました。

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「お茶でもどう?」

有難いお申し出だったのですが、今の私の語学力では3秒と間がもたないので、「また次回!」と苦笑いしながら、そそくさとお店を後にしました。

そんなわけで、みなさんバングラに来て玉ねぎが必要になったら、八百屋ではなく乾物屋さんに行きましょう!