国境の街から A small report from Cox's Bazar

バングラデシュとミャンマーとの国境の街・コックスバザールから、日々の出来事や感じたことをお届けします。

バングラのスポーツ#1

こんにちは、mariko_bangla2019です。

新型コロナウィルスの影響で野球やサッカーなど、日本ではプロスポーツの開幕戦が軒並み延期になってしまい残念ですね。さて、バングラにもプロリーグを持つスポーツがいくつかあります。その筆頭が、クリケット

www.tigercricket.com.bd

16世紀にイングランドで生まれたクリケットは、インドやスリランカなどイギリス連邦を構成する国で盛んに行われています。バングラデシュもそのひとつ。一説によると、クリケットの世界競技人口(約1.5億人)は、バスケットボール(約5億人)、サッカー(約3億人)に次いで3番目に多いスポーツだとか。ちなみに野球の世界人口は4,000万人だそうです。

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空き地でクリケットを楽しむ少年たち

クリケットは野球にちょっと似てますね。草野球ならぬ「草クリケット」。どこでも男の子たちがクリケットに夢中になっている姿を見かけることができます。小学生がなりたい将来の職業第一位は「クリケット選手」だとか。

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少し年上の少年たちも

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アパート隣の敷地でも

日本ではあまり馴染みのないクリケットですが、最近は栃木県佐野市のように、クリケットで町おこしをしたり、大学でもクリケットチームが結成されたり、国際大会でも良い成績を収めたりするなど、少しづつ認知度をあげつつあるようです。

サッカーやラグビー同様、4年に一度「ワールドカップ」が開かれるクリケット。次回開催は2023年インドだそうですが、果たしてバングラは何位になるかな?