国境の街から A small report from Cox's Bazar

バングラデシュとミャンマーとの国境の街・コックスバザールから、日々の出来事や感じたことをお届けします。

建設現場にて

こんにちは、mariko_bangla2019です。

今日は1月17日。阪神淡路大震災から25年もたつのですね。早朝、母にたたき起こされ、横倒しになった高速道路や倒壊したビル、その後の火災の様子などの画像に映し出された死傷者数が時間とともに増え続ける様子を、愕然としながら見続けた記憶がよみがえってきました。犠牲となった6,434人のご冥福を、遠い空から願っています。 

その後、建物の耐震構造が話題になりましたよね。気になるバングラの建物はというと、、、

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柱の数が少ないと思うのは私だけ? 筋交いの「す」の字も見当たりません、、、耐震構造ならぬ、空洞構造。笑いごとではないのですが。

確かにサイクロンや洪水と比較して、同じ自然災害でもバングラ地震の経験は少ないようです。ただ、近隣のインドやネパールでは頻繁に地震が起こっていますし、2015年のネパール地震の時はダッカでも揺れを感じたらしいので、ある程度の地震対策は必要なのでは?と思います。

↓これを読んでから、きちんと心構えしようと思いました。

www.ihn.or.jp

日本では年度末が近づくにつれ道路工事が盛んになると言われていますが、バングラは雨季は建設が難しいため、乾季(10~4月頃)は「建設ラッシュ」となります。事務所の窓から見える建設現場では、ものすごい勢いでビルが建設されてます。「何がなんでも3月までに完成させろ!」とか言われてるのかなあ、、、

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床の工事

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コンクリートを流して

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柱をたてて

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壁に使うレンガも、建設現場の傍らで製造されています

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別の建設現場では、女性がレンガづくりに参加してました

今自分が住んでいる建物が建設される様子は見ていませんが、おそらく建設方法はそんなに違わないでしょう。日本にいる時と同じく、敏感でいようと思いました。